オーナー様各位
ご存じの通り、4月16日に全国を対象とした特措法に基づく緊急事態宣言が出され、山梨県からは、不要不急の外出自粛要請に加えて「都道府県をまたいだ移動自粛要請」が出されております。しかし、山中湖を含む観光地や別荘地へ他県からの多くの人の移動がみとめられます。ゴールデンウイークには更に多くの人の移動が予測されるため、4月23日付で山梨県知事や山中湖村村長をはじめとする富士北麓地域市町村長から、より強い表現での共同宣言が出されました。(下記URLをご参照ください)
https://www.pref.yamanashi.jp/koucho/coronavirus/documents/200423declaration.pdf
つきましては、讃美ヶ丘別荘地オーナー様各位におかれましても、ご協力の程よろしくお願いいたします。
①来荘されるのをなるべく控えてください。
②来荘中のオーナー様は、別荘地からなるべく外に出ないようにしてください。
③来荘中のオーナー様で、買物に行かれる際は、最小人数で(出来るだけ1人)マスク着用でお願いします。
④来荘中は、3密(密接、密閉、密集)を避けるようにして感染防止に努めてください。
讃美ヶ丘別荘地は、地下水(水源)を使用した独自の水道網を維持・管理しており、火災の際には消火栓の位置及び貯水槽の容量を考慮した上で、複数の消火栓の利用順序を決めたり、バルブによる調整が必要です。そして、窃盗犯罪などの防犯については、管理会社のスタッフが24時間常駐することで維持できています。
ゆえに、もし別荘地内でオーナー様やスタッフが感染した場合においても、事務所の閉鎖や、出勤を停止することが出来ません。保健所の指導により、こうした機能を停止せざるを得なくなった場合には、定住者の方々を始め、多くの方々が讃美ヶ丘での生活が成り立たなくなる恐れがあります。
つまり、敷地内で感染者を出さずに管理機能を維持し続けることが、この別荘地を守る上で極めて重要です。
当社スタッフについては、プライベートでの感染防止への取組みは元より、別荘地においてもオーナー様にご不便をおかけしますが、先般より3密に繋がる作業をやめ、受付業務に細心の注意をはらい感染防止に取り組んでおります。
私たちも、皆様の別荘を利用する権利を侵害したり、お気持ちを無視したりするつもりは毛頭ございませんが、どうか上記の事由を斟酌いただき、ゴールデンウイーク期間中の一時疎開などの行動をお控えいただくように改めて強くお願いいたします。
もし、ご利用いただくという場合には、ご自宅との往復などの往来をせずに、緊急事態宣言が解除されるなどの一定の収束が認められるまで、長期滞在を前提としてお越しいただければと思います。
既にご存じかも分かりませんが、慶應大学病院での調査によれば、コロナウィルスに関係なく他の目的で入院した患者を対象としてPCR検査を実施した際の陽性率は5.97%でした。これは市中での陽性率をほぼ反映していると考察されています。
つまり、約1,300万人の都民のうち、すでに約78万人のコロナウィルス陽性者がいることを意味します。これが真実だとすると、もはや誰も自分は感染していないと断言できない段階になっています。自分は症状がないから平気とか、うちの家族に限って問題ないという考えをお持ちにならないでください。何卒よろしくお願いいたします。
2020年4月24日
株式会社SAMBIオーナーズ
代表取締役 内藤 渡