管理事務所よりお知らせ

2022.09.01

ナラ枯れ被害が増えています!

令和2年度から全国的にナラ枯れの被害が増加しています。

ナラ枯れというのは、ドングリやクリの生る木に‟カシノナガキクイムシ”という虫が
入り込み、病原菌を持ち込んで木を枯らせてしまう現象のことです。

夏なのに葉が枯れていたり、木の幹に木屑のようなものが見られたりするのが特徴です。
この虫は、入り込んだ木の中で産卵し、成長します。
その後、成長したカシノナガキクイムシは翌年の6~8月に脱出しまた別の木に移動し
ナラ枯れが拡大していきます。

山中湖周辺でも被害が広がっており、山中湖村では孵化したカシノナガキクイムシを
キャッチする為の粘着シートを昨年被害が確認された木に巻くという対策を
4月~7月に実施しました。
今年新たに枯れた木の調査を概ね9月~11月に山中湖村が実施します。
黄色のナンバーテープを根元と目線の高さ辺りに貼るとのことですので
テープは剝がさないようにお願いします。


まだ被害を受けていない木に関してはTWTというトラップを設置し、守っていくという
対策が必要になってきます。
トラップは山中湖村役場の窓口で配布しているので、設置のご協力をお願いします。

ご自身の土地にテープが張られていないナラ枯れの木があった際は下記までお知らせ下さい。

山中湖村役場 村民生活環境産業課 産業振興係
TEL:0555-62-9978(平日8:30~17:15)

また、ナラ枯れが起こった樹木の周辺には“カエンタケ”という猛毒のキノコが高頻度で
確認されています。
カエンタケは触れただけでも皮膚がただれてしまうほど猛毒です。
見つけても絶対触らないようにして下さい。

↑ 敷地内で発見されたカエンタケ                                                                         

山中湖畔讃美ヶ丘別荘地 管理事務所 スタッフW